失敗しない天職のコツ
看護師の離職率をとある調査結果で見てみると、常勤10.9%、新卒7.8%となっています。ほかの職種と比較すると高めな割合であり、看護師は転職回数が多い傾向の職種と言われています。
看護師同士の難しい人間関係がストレスとなっていて仕事に集中できない人や、現在の職場では忙しいだけで高いスキルを身につけられないといった問題を抱えている人もいます。
問題を抱えている場合、我慢をしているよりは転職という方法を選択するのも一つの手です。
転職活動はほかの職種と同様、まず転職サイトや求人サイト、転職エージェントへの登録を行います。そして履歴書や職務経歴書などの必要な応募書類を作成し、面接して内定確定後に現在の仕事の引継ぎをするのが流れとなっています。
転職サイトには、病院や施設側からの依頼に基づくものが掲載されています。当然のことながら良いことが並べられているので、希望の病院などの施設を見つけたら、そこのホームページをも閲覧しましょう。
ホームページ上だけでは実際の雰囲気を感じることができないので、見学を申し込んで院内を案内してもらうなどし、自分の目で確かめることも重要です。
情報収集を怠ると、入職してから「まさかこんな職場環境だったとは」などと転職を後悔してしまう可能性もあります。
初めての転職の場合、転職エージェントを利用するのも良いでしょう。転職先の紹介に限らず、正しい履歴書などの書類の書き方や面接対策などのアドバイスを受けることができるので安心です。